久保ゼミ

4年ゼミ一同

 久保先生のゼミでは、3年次に文化人類学に関しての文献を読み、ゼミ生全員で自分が考えたことを発表しあいました。後期になると自分が卒論で何を書きたいのかを探す作業に入り、4年時から本格的に一人一人が卒論に向き合う時間が増えました。
 人によって様々な研究テーマを設定しています。定期的な発表や報告を通して自分の知らなかった知識を得たり、自分の研究テーマにも繋がる発見がありました。ゼミでは自分が何を考え、何を伝えたいのか、そしてどのようにしたら相手にうまく伝わるのかを考える力と、プレゼンをする力がついたと思います。自分にとって難しいテーマでも何か言葉にしなければいけないので自分の言葉で伝える練習になります。また、ゼミ生や先生からの意見交換やフィードバックの時間が多くあるため、客観的に自分の考え方を見つめなおせるよい経験になりました。
 大変なのは、4年の夏休みの最後に卒論1万字の提出があることです。またとにかく早め早めに目標の設定があり、定期的に提出もあるため、そのスピード感に答えられていたら心にも内容にも余裕を持って卒論を提出できると思います。文章を書くことが苦手だったり、不確かなことがあっても、先生が順番に一人一人の相談にも乗ってくれるので、自分次第で完成度の高い卒論を完成させることができます。
 他のゼミ生と意見交換する機会も多く設けられており、先生からのフィードバックなども充実しています。他の学生からのコメントから、より面白くわかりやすい卒論を書こうという気持ちになりました。1人ではなくメンバー全員で取り組むため、一緒に頑張ろうと心を奮い立たせてくれる先生、ゼミのメンバーがいてくれるのでとても心強いゼミだと思います。