オーストラリア夏季短期研修(国際センター主催)

北原美結

 大学3年生の8月初旬から9月の初旬までオーストラリアのメルボルンに滞在しました。
 私がこの短期研修に参加しようと思った理由は、英語力を高めたいという理由以外に、異文化に適応できる能力を身につけたかったからです。
 メルボルンは自然と都会が融合されたとても美しい街で、人々もフレンドリーで過ごしやすかったです。
 私はホームステイで現地の人々と一緒に暮らし、Deakin大学の附属の英語学校に通いました。
 ホームステイ先の人々はとても優しく、英語が未熟な私にも優しく接してくれました。私が英語を聞き取れない時には、ホワイトボードを用意して熱心にコミュニケーションしてくれました。ホームステイはとても快適でしたが、水不足という問題がありシャワーの量には気をつけなければなりませんでした。
 英語学校はクラスに分かれて担当の先生が付き、ライティングを一ヶ月かけて教わりました。先生はゆっくり喋ってくれて、英語力が未熟な私にとっても聞きやすい英語でした。ただ、8月の夏休みの時期だったので日本人が多くて外国人と接する機会が少なかったのが残念でした。
 今回は英語研修ということで英語力の向上のためにオーストラリアに滞在しましたが、正直、一か月だけでは私は英語力はあまり上達しませんでした。しかし、英語で人々とコミュニケーションすることで、英語を使うことの楽しさを知り意欲が生まれました。いつか、英語を不自由なく使いこなせるために、機会があれば長期留学にも参加し、英語学習を継続していきたいと思います。

大桶由布子

 2022年8月から約1ヶ月間、オーストラリアのメルボルンで行われた語学研修に参加しました。
 私は英語が苦手なこと、世界文化を学んでいるにも関わらず海外へ行った経験がないことをコンプレックスに思い、英語学習への意欲向上と自分の経験を増やすことを目的に短期留学プログラムに挑みました。
 ディーキン大学では1クラス約15人で、月曜日と火曜日は会話、水曜日から金曜日は文法、英作文を中心に授業が行われました。夏休みということもあり日本や中国、ベトナムといったアジア圏の留学生が多くいました。私のクラスではベトナム人1人と他は日本人でしたが、日本語を使用することを避けながら互いに協力しあってグループワークや宿題に取り組みました。ホームステイ先はインド系の方々でオーストラリアの生活について教えていただきながら、インドの文化や食事についても共に教えていただきました。週末は友人たちとメルボルンシティに行ったり、ディーキン大学が主催する観光プログラムに参加しました。
 オーストラリアでは様々な場所で野生動物をたくさん目にすることができます。田舎の方に行くとコアラやワラビー、オウムなどをみましたが、都心部でも白いカラスやインコ、変わった容姿の鳩など様々な種類の鳥を見ました。
 オーストラリアに着いてからはじめの3日間は慣れない環境に精神的に辛いと感じたこともありましたが、共に来た大妻生をはじめとする日本人留学生らと互いに励まし合いながら楽しく1ヶ月過ごすことができました。