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関さんの発表を興味深く聞きました。江頭先生のゼミでは、3年次にデボラ・タネンの男女の会話分析を学びます。3年次後半から4年次前半にかけて、各自男女の会話を収集し、タネンの分析と比較をし、どの程度タネンの分析が現代日本の男女の会話に反映されているかを観察します。私も普段より発表者の関さんと情報の交換や議論を行っていました。その中で会話の参加者の「心的距離の拡張と収縮」が話題になっていました。江頭先生は心的距離の拡張と収縮に着目するのならば、アコモデーション理論を学ぶようにアドバイスされました。そこで、私たちは各自アコモデーション理論を調べることになりました。関さんが論文中でどのようにアコモデーション理論を利用されたのか知りたかったので、質問をさせてもらいました。私とは異なった観点からこの理論を利用されていることが分かり、参考になりました。私自身卒論を進める中で、アコモデーション理論の「離脱(divergence)」は日常の会話での、特異な会話スタイルをうまく説明できると実感できました。