卒業論文中間発表会感想

意義深い中間報告会

米永理加

 卒業論文の中間発表では、私たちのゼミから梶原さんが発表してくれました。梶原さんは「ドイツの移民教育と移民二世・三世の権利意識」をテーマにしており、移民教育やドイツの歴史の調査をもとに、権利意識が上がったのか、あるいは浸透したのかについて考察していました。
 発表後の質疑応答では、多くの先生が質問をされており、それほど興味を持たれた内容だったのだなと感じました。中には現代のロシア・ウクライナの問題に関連付けて質問された方もいて、このテーマは様々な方面の考察にも結び付くのだなと感じました。私も、「権利者意識の増減や浸透したかの基準はどのような資料や論文をもとにしているか」という質問をしたのですが、梶原さんが調査した多くの文献の中に、移民のアイデンティティを現地調査した方の資料があり、それらをもとに判断していると明確に回答してくれていました。とても意義深い時間になったのではないかと思います。

感想

大森恵・信戸理彩

 梶原さんは中間発表に向けて、卒論構成の練り直しや発表方法など、かなり前から時間をかけて準備していました。決められた時間内で論文の内容を要約して説明するため、時間配分の調整がとても難しそうだと思いました。発表後の質疑応答時間も、学部の先生方が次々と質問を投げかけ、少し怖いと感じましたが、梶原さんは先生方の質問に対して、物怖じせずしっかりと受け答えをしていました。
 中間発表はたくさんの先生方や学生の前で発表するため、とても緊張すると思いますが、梶原さんはさんは堂々と最後まで発表をやり遂げすごいと思いました。梶原さん、本当にお疲れ様でした。