井上ゼミはヨーロッパコースのゼミですが、アジアコースやアメリカコースの人も所属しています。自分の興味のあるテーマについて学ぶことができ、興味のある分野を探求したい人や真剣に取り組みたい人が集まっているゼミです。井上先生は、優しくて、褒め上手で、卒論や就活などの悩み事に対して親身になって相談に乗ってくれます。日々のゼミ活動では、レジュメを作成し、発表するといった活動を行なっています。また、4年の夏休みには、ゼミ合宿を行い、卒論の構成を決めます。ゼミ合宿では、卒論に取り組むだけではなく、BBQや花火、バレーボールなどのレクリエーションを通して楽しく過ごしました。(石岡都和・新田千夏)
卒業論文では、各自が関心を持つテーマで執筆することができます。先生の専門分野に限定されることなく、多様な分野からテーマを選ぶことができ、学生の意見や考えに真摯に耳を傾けてくださいます。今年度のゼミでは、難民問題や教育、EUに関するテーマはもちろん、スポーツや音楽、国内の貧困問題など、さまざまな分野を研究するゼミ生がいました。卒論の作成から完成に至るまで、先生は学生一人ひとりの話を丁寧に聞き、親切に相談に乗りながら的確なアドバイスをしてくださいました。
3年次から徐々に卒論の参考資料を収集し、資料作成や発表、質疑応答を通じて情報収集力や質問力を培いました。他の人の発表を聞く中で、多様な知見が得られ興味の幅も広がりました。
4年次からは卒論の執筆を開始しますが、締め切りが固定されているわけではなく、自分のペースで進められるため、就活と並行して取り組むことが可能です。一方で、締め切りがないと進めにくい人には、先生が個別に締め切りを設けてくださるなど、一人ひとりが書きやすい環境を整えてくれます。(河島里咲・鈴木さくら)
井上先生は「周りと比べる必要はない。焦らず自分のペースで進めれば良い。」と何度も励ましてくださいました。それぞれの状況についても個別に聞いてくださり、悩んでいることがあれば時間を作り、相談にのってくれます。
ゼミへの参加が孤独の解消に繋がります。4年生になると授業数が少なくなり、友人と会う機会が減ってしまいがちですが、毎週の授業でゼミのメンバーに会うことで、リフレッシュすることができます。就活中は悩みや不安から気持ちが落ち込んでしまうこともありますが、互いに励まし合うことで、モチベーションを維持することができました。
就活において焦りは禁物です。自分を追い込みすぎず、適度に息抜きしながら、進めていきましょう。応援しています。(柳田鈴奈・岩﨑千晴)