石川ゼミ

3年ゼミ

五十嵐千夏

 石川ゼミでは、ジェンダーの問題について、時代や地域を問わず幅広く学習するため、多彩なテーマで授業が展開されます。また、授業で使用する教科書は非常に分かりやすく、卒業論文のテーマを考える上でヒントを得ることができます。
 前期の授業では、最初にジェンダーの概説があり、基本的な知識を身につけた後に教科書を輪読していきます。各自担当箇所の要約と報告を行った後には、ゼミ生全員から感想や質問を受けるので、そこから新たな気づきを得たり、自分の理解を深めたりすることができます。そして前期の後半には、卒業論文の構想報告も行い、卒業論文の作成に向けてコツコツと準備を進めていきます。
 後期の授業では、前期と同様に教科書の輪読と報告を行いますが、後期は自分の興味のあるテーマを選ぶことができます。また、一人ひとりの興味関心は異なるため、お互いの発表を聞いて様々な分野の知識を得ながら、多角的な視点をもってジェンダー問題に向き合っていきます。さらに、卒業論文の構想報告も再度行い、テーマを絞るとともに、卒業論文の書き方や注意事項についても確認をしていきます。
 石川先生は、ゼミ生一人ひとりに親身になって寄り添い、様々なアドバイスをくださいます。教科書の要約と報告の前には、先生と一対一でミーティングを行うため、テキストの不明な点や卒業論文の悩みなどを解消することもできます。このように、先生とのコミュニケーションをしっかりと取りながら、卒業論文の作成に向けて計画的に取り組むことができるのが石川ゼミの特徴です。
 それから、石川ゼミで学ぶジェンダー問題は、多様化する世の中で非常に学びがいのあるトピックであり、私たちにとっても身近な問題です。ジェンダーに関心があり、意欲的な学生には自信を持ってお勧めできるゼミだと思います。

4年ゼミ

榎本千裕

 私たち石川ゼミは、日本や海外のジェンダーに関する課題について考察し、発表を通して知識を深めています。
 3年次では、ジェンダーに関して基礎を学び、自分自身が卒業論文で取り上げたいテーマを考えながら、興味関心のあるトピックをテキストから選び、発表を行います。そこで参考文献の書き方や、基本的なWordのスキルを身に付けることができます。後期から卒業論文の構想報告を行います。4年次からは卒業論文の執筆に向けて、基本的な書き方を学び、具体的に取り上げる内容に関して発表を行います。他のゼミ生からの質問や感想を通して、内容を改善することができます。執筆中は毎週進捗状況を報告し、お互いに切磋琢磨しながら、進めることができます。事前に先生にメールで原稿をお送りし、対面で先生から訂正やコメントをいただく形式で、提出日までより良い卒業論文に仕上げていきます。
 ゼミ内で発表や発言をする機会が多くあるため、自身の勉学意欲も高まります。石川ゼミは、意欲的に取り組む学生が多く、ジェンダーに関心がある学生にお勧めしたいゼミです。