貫井ゼミ

3年ゼミ

上條なつみ

 貫井ゼミでは卒業論文を見据えた自分の興味のあることについて、週ごとに担当を決め、パワーポイントとレジュメを用意して発表をし、お互い質疑応答を重ねてそれぞれの分野について学びを深めています。今年はゼミ生が3人だけの少数で、さらに調べていることは「シャネル」「ワイン」「スペインタイル」と、皆違ったテーマですが、質問の時間は自分とは異なった視点から意見をもらうことも多々あり、興味の幅を広げる重要な時間となっています。このゼミでは前期は自分が少しでも興味を持ったことについて何でも調べ、後期からは大きくテーマを決めるという方針を取っています。私は他の二人と違い、後期になるまでテーマが全く絞られていませんでした。最初に興味を持ったのが「アルゼンチンタンゴ」次に「オリーブ」、今やっているスペインタイルとは特に関連性のないものでした。自分の興味の方向が分からず前期は行き詰っていましたが、本当に興味を持って調べられることを見つけるためにしっかり時間を使えたと思っています。また、このゼミで定期的に情報収集をして自分でまとめることで私自身の考えを持ちそして表現する能力が身についたと感じています。貫井先生は毎回ゼミで私たちのテーマに関わる話はもちろん、発表資料作成の工夫、参考文献の探し方、他にも見聞が広がる話をしてくださるので、卒業論文に対して大きい不安を抱えずに進められています。

3年ゼミ

望月彩乃

 貫井ゼミでは、自分の興味のあるテーマを研究し、発表します。発表する際は質問などをしながら、自分の発表内容だけでなくゼミ生全員で意見を交換することができます。私は「食」をテーマに卒論を書きました。先生の専門分野ではありませんが、熱心に指導してくださり、多くのアドバイスをもらいました。先生のアドバイスや意見から、更に深く研究することができました。
 私は3年生の時には他のゼミでしたが4年生から貫井ゼミになったため、3年生のゼミ内容は分かりませんが、4年生のゼミでは本格的に研究内容を絞り、深く研究していきます。私は様々な事柄に興味があったので、最終的に若者の食を重点において研究したのは10月頃でした。4年生は就職活動も始まるので、しっかり計画的に取り組むことが大事であると学びました。また、貫井ゼミは研究だけでなく、教室での授業以外に校外学習があり、美術館に行く機会もありました。
 貫井先生は常に寄り添ってくださり、定期的に面談などの時間を作って下さいました。また、就職活動等の精神的ケアもしてくださることが印象に残っています。貫井ゼミを通して、自分の述べたかった論文を完成させることができましたし、就職活動は終わりましたが、食に関しての仕事に興味を持ちはじめました。今後も食問題に目を向けていきたいと考えるようになりました。