赤松ゼミ

中村友音

■ 赤松ゼミで出来ること

 赤松ゼミは自分の興味がある分野に関して、より深く知るきっかけを作ることが出来ます。自分の中にある漠然としている興味・関心が授業を通して明確なものになっていくようなゼミです。授業では、前期は毎週1人、後期には毎週2,3人が1つの論文についてその内容を主に発表します。これは今の自分の興味に適した論文を見つけ出し、読み込むことが必要となります。様々な論文に目を通し、「この論文をさらに詳しく読み、まとめたい」というものに出会い、それを読み込むことで自分の知識を増やしていくというイメージです。また発表はしなくても必然的にいくつかのそれに関連する論文に触れることになるため、自分の興味・関心を3年生の1年間で明確にすることができます。
 赤松美和子先生の専門分野は台湾文学・台湾映画です。そこで台湾に関心がある方には強く赤松ゼミをおすすめします。新たな視点から今までになかったものを発見できます。また、台湾に限らずアジア地域に関心を持っている方も新たな発見ができます。授業で「アジア」という広い括りの中から異なった分野の論文について知ることができ、授業ごとに知らなかったことと出会えます。実際に私が一緒に学んでいる仲間たちのテーマは多岐にわたっており、アジアにおける自分の趣味、自分が昔住んでいた場所、ジェンダー的観点、民族衣装、エンタメなど様々です。このように比較的自由にテーマを選ぶことが可能です。またこれを行う中で自分が4年生の卒業論文でテーマとしたいことを考え、構想を練ることが出来ます。
 そして赤松先生はとてもやさしい先生です。気さくにお話をしてくださり、ご自分のプライベートな話もしてくださります。そのため「先生と一緒に学ぶことが出来る」ということが赤松ゼミの特徴であり、魅力だと私は考えます。アジアの諸地域における現代の流行や文化、価値観など多岐にわたるテーマを先生や仲間の力も借りながら学ぶことが出来るのが赤松ゼミです。

■ メンバーによるゼミ紹介

 赤松ゼミ3年副ゼミ長の野村真央です。ゼミメンバーにも赤松ゼミの紹介をしてもらいました。
 赤松先生は生徒が参加しやすい形で授業を進めてくださり、話しやすく、いつも寄り添ってくれる所が魅力的です。(葛西一華)
 台湾について知識を深めていき、自分自身で問題を調べ、調査することによって、より深くその問題を理解することができます。(中村汐里)
 SNET台湾代表理事である赤松先生の経験などから、台湾について学ぶことができるという魅力があります。(間宮凛)
 赤松ゼミの魅力は、アウトドアなところだと考える。これまで、東京国立近代美術館や国立国会図書館に行き、台湾研修も実施した。(圷花音)
 授業内で行われる発表の度に質問や感想を言う場が設けられているので、生徒同士がお互いに意見交換しやすい点が魅力だと思う。(福永真結)
 ゼミ生たちの発表や意見・質問を通して、先生も一緒に学んでおり、学生と先生どちらもが新しい知識や情報を共有できるところが、良いところだと思います。(久下沼利依)
 赤松ゼミは、台湾文学のスペシャリスト赤松美和子先生のもと居心地の良い環境の中、素敵な仲間と共に校外学習・プレゼンテーション・ディスカッション等により卒業論文に向けての基礎力を培い、学んだことをアプトプットすることを目指せるゼミです。
 ゼミの選択にあたり不安も多々あることと思いますが、赤松ゼミはメンバーの紹介の通り魅力が盛りだくさんです。(野村真央)