安藤ゼミ

3年ゼミ 石川真由

 安藤ゼミでは、一年を通して卒業論文の書き方について詳しく学びます。
 前期は、レポートと論文との違いから学んでいき、論文のテーマをどのように考えるか、教科書を用いて学んでいきます。前期の後半では、これまでに学んだことを活かし、テーマを立て、それが果たして研究する意味のあるテーマなのか、文章中に使っている言葉の定義は何か、読み手が文章を読んだときに意味が分かる文章になっているかということを、ゼミ生と質疑応答・議論を交わしながら考えていきます。このときに決めたテーマは暫定的なものなので、そのまま卒業論文のテーマに発展させていっても、検討した上で変更してもよいので、安心してください。
 後期では、前半に教科書を用いて資料の集め方、論文の構成について学んでいきます。後半では、再度テーマについて検討し、論文の暫定的な序論を書いて発表します。
 ゼミに参加した当初、私は、自力で卒業論文を書き上げることが出来るのか、不安に感じていました。しかし、授業内で論文の書き方・テーマの立て方を丁寧に教えていただき、今では抱えていた不安が解消しつつあります。悩んでいるときに親身に相談に乗ってくださる安藤先生や発表のときに新しい視点や明確な意見をくれるゼミ生のおかげで、毎時間多くの学びがあります。
 安藤ゼミでは、日本文学について論文を書きたい人から、まだテーマが決まっていない人まで、多くの人におすすめ出来るゼミだと思います。


4年ゼミ 広瀬瑠璃

 本ゼミの目標は、卒業論文の完成を目指すことです。
 前期では、3年生までに作った目次から好きな節を選び、レジュメを作成します。それを授業内で発表し、学生全員で意見交換をすることで、内容の精度を上げていきます。23年度は、卒論の内容に悩む学生が多く、4年生になってからテーマを変えた学生もいました。しかし、安藤先生をはじめゼミ生同士で相談しやすい環境があったことで、卒業論文制作に向けた納得のいく準備ができたと思います。
 後期では、実際に卒業論文を執筆していきます。提出日までは、安藤先生に個人指導をしてもらうことができます。個人指導では、文章の添削が中心ですが、文法の正しさだけではなく、学生が伝えたい内容がどうしたらわかりやすく明確に伝わるかを丁寧に教えていただくことができました。また、相談ごとがあった際はzoomでお時間をとっていただくなど、とても手厚いサポートをしていただいたと感じています。
 私自身、卒業論文を書く中で悩みが尽きなかったのですが、安藤先生に幾度も助けていただいたおかげで、無事に完成させることができました。卒論を書くことは大変ではありますが、だからこそ、納得がいくまでご指導をしていただける環境が備わっているこのゼミを受講できて、心からよかったと感じています。