卒業論文中間発表感想

発表を終えて

佐藤響稀

 中間報告会に向け私は卒論全文を書いた上で、聴講者の方々が楽しめる章を報告することにしました。3年次から考察してきたラファエロの作品を、初めて触れる方にどう伝えたら分かりやすいか、という目線でプレゼンの準備をするのは大変でした。
 しかしゼミの時間に、スライドを活用した予行演習の機会を2週も設けて頂いたことで、不安はありませんでした。岩谷先生やゼミのメンバーから質問やパワーポイントの魅せ方の意見等を頂き、客観的に自分の発表を見ることが意識出来るようになってからは、発表が待ち遠しくなりました。
 当日はマイクの不調というアクシデントがありつつも、これまでの演習を元に伝わりやすい速度での発表を意識し、落ち着いて対処出来ました。質疑応答の際には、学生に加え複数の先生方から質問を頂いたことで、卒業論文をより内容の濃いものにすることができました。聴講者として他の学生の発表を聞いた際には、内容やパワーポイントの作り方の違い等、所属ゼミとは一味違う発表を聞けて大変勉強になりました。さらに発表後のレセプションでは、発表内容や話し方についてお褒めの言葉を沢山頂け、本当に嬉しかったです。
 準備は大変でしたが、終わった後の達成感が大きく、参加して良かったです。ありがとうございました。