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皆さん、「女性らしくしなさい」と言われた経験はありませんか。または、「男のくせに」 と聞いたことはありませんか。これらの言葉には、ジェンダー意識が表れています。ジェン ダーとは、社会的・文化的に規定される性別概念を指します。
私たち石川ゼミは、ジェンダーに関心のある学生7人が所属し、国内外のジェンダー問題 を学んでいます。 前期の授業では、ジェンダー概念を学んだ上で、指定されたテキストを輪読し、内容を要 約し、報告を行います。報告した後に、必ずゼミ生全員からの質問や感想を受けます。質問 や感想を通じて、自分が見落としていたことや新たな視点に気づくことができるため、日々 刺激を受けています。また、報告と平行して卒業論文の構想を発表します。3年次から卒業 論文の構想に取り組むため、4年次には不安を最小限に抑えて卒業論文に取りかかること ができる見込みです。
後期の授業では、前期に報告を行った卒業論文の構想に関連したテーマを選択し、要約と 報告を行います。前期と同様に卒業論文の構想報告も行い、各自関心のあるテーマを深堀し ていきます。加えて、卒業論文の作成に向けて、書き方や注意事項についても学びます。
石川先生は、ゼミ生一人ひとりと向き合い、常に気に掛けてくださります。要約と卒業論 文の構想報告の前には、先生が個人で話し合う機会を設けてくださるため、テキストの不明 な点や卒業論文の悩みを解消することができます。また、授業前後で、ゼミ生とコミュニケ ーションを取ってくださるため、和気あいあいとした雰囲気が流れています。授業外におい ても、文化祭でのサークルの展示に先生が来てくださいました。
石川ゼミは、全員が主体的に意見を出して議論を行うため、即時に意見をまとめる力と伝 える力も身につきます。ジェンダーに関心のある学生には自信を持ってお勧めできるゼミ です。
私たち石川ゼミは、ジェンダー的視点から世界の諸地域の状況や問題などを考察し、ディスカッションや発表を通して、理解を深めています。
3年次では、基礎を学び、後期から卒業論文の作成を視野に入れながら、各自の興味や関心に沿ったテーマの文献を扱います。ここで、自身の興味や関心を掘り下げることができます。4年次では、決定したテーマを基に文献を集め、本格的に卒業論文の作成に取りかかります。毎週3人程の学生が、卒業論文の進捗状況を踏まえ、発表を行います。この毎週の発表は、周りのゼミ生から様々な質問や意見を聞くことができるだけでなく、新たな発見や課題を見出すことができるため、有意義な時間となります。また、ほとんどの学生が異なるテーマを扱っているため、毎度の授業が新鮮で、新たな学びに繋がります。卒業論文の作成では、定期的に石川先生と1対1で面談をする機会があり、アドバイスをいただく事ができるほか、疑問や不安を解消しながら取り組むことができます。
石川ゼミは、勉強熱心な学生が多く、みんな意欲的に授業に参加しています。1人で行うのではなく、みんなで授業を進めていくため、自身の意欲も高まります。ジェンダーに興味関心がある学生にとって、非常にやりがいを感じることができるゼミであると感じます。