久保ゼミ

4年ゼミ一同

 卒論テーマを自由に決められる点がゼミの魅力です。久保先生のゼミはコツコツと卒論を進めたい人に向いていると思います。
 今年度ゼミ生が扱ったテーマは、外国人生徒に対する日本語教育、日韓関係と文化交流、SNSが日韓関係に与える影響、ネット社会と嫌韓、韓流のつくられ方、子どもの貧困、「ハーフ」アスリートと日本社会、男性が育休をとりづらい理由、マレーシアのイスラームの宗教実践でした。このように様々な問題を取り扱うのが特徴で、自分が興味をもっている事以外の知識も広がり楽しかったです。
 自分が研究の主体となるので、早い段階から卒論の資料集めをします。久保先生が親身になって「やりたいこと」「調べたいこと」に向き合ってくださるため、自分のテーマや視点を焦らずに見つけていくことができると思います。また4年生の夏休み後に1万字の草稿を提出しなければならないので、計画的に作業を進めることができます。嫌でも1万字を執筆しなければならないですが、提出後は書けたという自信にも繋がるのでやって良かったと思います。
 発表の数は多く大変ですが、その分あとが楽になることを実感しました。特に4年生の後期では、毎週進捗状況を報告する必要があります。ゼミメンバーとの議論などを通して一方面ではなく、多方面から物事を捉えることができるため視野が広がりました。学生に合わせた授業の進め方をしてくれるので、和気あいあいとした雰囲気で授業が行われていました。
 卒論を提出するまでに先生とのやりとりが多く、提出まで安心して進めることができました。提出した草稿に対して、書き方や文章表現など細かな点まで添削されます。無駄がなく、結果的には余裕を持って卒論を提出することができました。分からないことがあっても、先生から的確なアドバイスを頂けるので、卒論をどう書けばよいか不安な人、真面目な人に向いているゼミだと思います。