私たち石川ゼミは、アジアに限定せず、世界のさまざまな地域の問題についてジェンダー的視点から見る力を身につけることができます。また、ジェンダーに関する問題だけでなく、女性についての関心も高まります。
前期の授業では、ジェンダーについての概念を学び、そしてジェンダーに関するテキストを輪読し、要約と報告を行います。報告はディスカッションを行っていく中で、先生や自分以外のゼミ生全員から感想や質問をしてもらえるので、新たな気づきと多くの発見に出会えます。
後期の授業では、夏休みの課題で取り組む、自分の興味あるテーマについて考えたものの関連論文を輪読し、前期と同様、要約と報告をします。事前に、先生と一対一で、卒業論文の関心のあるテーマや、不安なこと、些細なことなどについても話し合える場を提供してもらえるので、しっかりとコミュニケーションがとれます。卒業論文を書くことは初めてのことで、知識のない私たち一人ひとりに、親身になって寄り添ってくださるので、効率よく習得でき、卒業論文に向けての準備ができます。
石川ゼミの良いところとして、石川先生は専門地域がアジアですが、アジアコースの人に限らず全コースの学生が学べる所です。また、授業は常にディスカッションを行いながら進んでいくので、ひとりで取り組んでいくというよりも、ジェンダーという視点から全員で議論していくので、自分以外のテーマについても興味が湧き、学ぶ意欲が高まります。興味を持ったことについて追求する意欲が強い学生が多いので、ジェンダーに興味のある人には最適なゼミであると思います。
私たち石川ゼミは、ジェンダーに興味を持った学生が集い、主にジェンダーを中心とする問題について話し合ったり、卒業論文作成に当たり、各々のテーマに沿った研究をしたりと日々勉強に勤しんでいます。
三年後期では卒業論文作成を視野に入れ、大まかにどのようなテーマで作成したいのかを決め、先生がそのテーマに沿った文献を見つけてくださいます。その論文を要約したり、更に自身で調べ上げたりして発表を行います。その中で、大きなテーマからより小さなテーマに焦点を当てて、三年ゼミ修了時にはテーマを決定します。三年後期の授業にて、研究を進めていくうちにテーマを何度か変更する人も多くいるので、焦らず決定することができます。
四年次では、決定したテーマを基にそれぞれが研究し理解を深めていきます。また、進捗状況を踏まえて、卒業論文作成と並行しながら何度か発表を行います。発表を行った後に、ゼミの学生から多くの質問や感想を頂くので、更なる課題を見つけることができたり、感想から新たな発見をすることができたりと、非常に有意義な時間です。そこから、卒業論文を更に良いものに作り上げることができます。また、ほとんどの学生が違うテーマで卒業論文を作成しているため、毎回の授業がとても新鮮で楽しむことができると思います。
石川ゼミは、学ぶ意欲のある学生が多く、授業中に多くの質問が飛び交うことがあるので、とても有意義なゼミ生活が送れると思います。ですが、授業前には少し雑談したり、先生は生徒とのコミュニケーションをとても大切にしてくださっているので、和やかな雰囲気でゼミを始めることができたりすることが良いと感じています。個別指導もしっかりと時間が取られているので、安心して研究にも取り組むことができ、多くのやりがいを感じられるゼミです。