高田ゼミ

藤森優里香・高田ゼミ一同

 今年はオンラインゼミでしたが、興味を持つ題材を各々まとめ、ゼミ生や先生と意見交換をしながら研究を深めていきました。自分の研究したいことはどのジャンルでも研究できるゼミです。前期には興味のある新書を読み、後期には論文レビューと卒業論文テーマ準備を行いました。キーワード検索から引用の仕方まで丁寧に教えていただき、ゼミ中は自分の意見を自由に言えるので意見交換がしやすく、明るく楽しいゼミです。卒業論文制作では方向性が定まらず不安になるゼミ生もいましたが、興味のある論文を読み進め、意見を共有することで、少しずつ不安が解消されていきました。難しいことも先生が丁寧に教えてくださるので心配する必要はありません。自分が研究したいものは何かを、1年を通して見つけ出すことができ、お互いを高め合うことができるゼミです。

山田里沙

 私たち高田ゼミは、高田先生と11人の学生で約2年間を過ごしてきました。本ゼミナールでは、アメリカを中心とした幅広いジャンルについて研究をしてきました
 まず3年次の前期の授業では、文献講読を積極的に行い興味や関心をもつ分野に触れ、情報のインプットとアウトプットの能力を養いました。そして後期の授業では、本格的な序章の作成を行うと同時に、自身が取り扱う題材に関して「なぜ扱うのか」「読んだ人にどのような影響を与えたいのか」などの目的の言語化を行いました。
 3年次の経験を活かし4年次の授業では、序章や本論、終章などの専門的な書き方を中心に学び、本格的な執筆活動が始まりました。夏休みの課題として卒業論文を10,000字程度執筆し、後期の授業では先生からの内容のご指導や修正をもとに完成へ向けた執筆が中心となりました。
 ゼミナールが始まる3年次から、本格的に文献講読を行うことが本ゼミナールの大きな特徴ですが、その経験は4年次での卒業論文作成に大きな影響を与えていたと身をもって感じた執筆期間でした。
 今年は、感染症の影響を受け卒業論文と就職活動の“両立”が重要であり、困難でもありましたが授業の度に各自の近況を共有することで活力へと繋がり、通年でのオンライン授業でありながらも、より良いゼミナールを築けたのではないかと感じています。
 最後に、約2年間多くのご指導や助言をくださいました高田先生、本当にありがとうございました。