中村 真里絵 (准教授) Nakamura Marie 2025年4月1日着任
大学では、ぜひ様々なことに挑戦し、視野を広げて下さい。
文化人類学、東南アジア地域研究(主にタイ)、物質文化研究
専門は文化人類学で、東南アジア、特にタイ東北部のモノと人の関係について研究をしています。具体的には現代の土器と職人の社会関係、考古遺跡の出土品の古美術品化、コミュニティ博物館等、幅広く取り扱っています。
また、東南アジア大陸部の物質文化資料を所蔵するヨコタ博物館の所蔵資料のデジタルアーカイブ化と、タイと台湾のコミュニティ博物館における回想法ワークショップに関するプロジェクトを実施しています。
ゼミでは、文化人類学の入門書や研究書を輪読しながら、世界の文化や社会を事例として取り上げ、自文化を反省的にとらえる視点を獲得することを目指します。また文化人類学の主要な研究手法であるフィールドワークの方法論についても学びます。通常であれば埋もれてしまうような人びとの生や小さないとなみに、フィールドワークから光を当てることができるのが文化人類学の魅力だと感じています。そうした、文化人類学の醍醐味を味わってほしいと思います。