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messages 学部長・学科長挨拶

学部長からのメッセージ

比較文化学部長 佐藤 実
2025年4月1日着任

比較文化学部のまなびは、日本の文化とほかの地域の文化とをくらべてちがいをしることで、自身があたりまえだとおもっていた世界観がすこしずつかわることだとかんがえています。
比較文化学部では芸術、文学、歴史、思想、国際関係、言語といった多様な学問ジャンルを通じて文化についてかんがえます。それはものごとをひとつのみかただけでとらえるのではなく、いろいろなかんがえかたを通じてとらえていくということになります。
そうしたまなびによって自分の世界観がかわっていく。
それは自分がかわっていくこと、そしてひととして成熟していくことです。
比較文化学科は大妻女子大学で教員数、そして学生数がもっともおおい学科です。ぜひともいろんな先生や学生、多様なかんがえかたにふれてほしいです。
まだなにがやりたいかきまっていないひとはそれでもかまいません。比較文化学部ではきっとそれがみつかります。

比較文化学部長

学科長からのメッセージ

比較文化学科長  上野 未央
2025年4月1日着任

私はイギリス史を専門にしており、イギリスに留学してロンドンやオックスフォードでも学んできましたが、大学生のころ、卒論で何をテーマにするか迷っていたことがあります。そのとき、ある先生から「歴史学ではね、どんなことでもテーマになるんだよ」と言われました。「こうであらねば」という枠を取り払って、どんなことに興味があるのか、もう一度考えてみようと思うことになった一言でした。
比較文化学科に着任して10年以上が過ぎた今、私は、比較文化学科の学びこそ、「どんなことでもテーマになる」ものだと強く思います。比較文化とは、異なるものの間に、相違点だけでなく共通点や関連性を見出していく学際的な分野だからです。みなさんが子どものころから好きだったこと、ずっと疑問に思ってきたこと、憧れていること、何でも研究テーマに繋がります。比較文化学会の会報、電子版『Calliope』(このホームページにリンクがあります)にある卒論題目一覧をみると、いかに多様なテーマを扱うことができるかが分かると思います。興味を持てることがない、という人は、大学生活のなかで「自分は何が好きなのか」じっくり考えてみましょう。そこから学びは始まります。
自分のテーマについて、他の人と話してみることも大切だと思います。比較文化学科には、ゼミをはじめ少人数授業が多くあり、他の学生や教員との対話を通して、学びを深めていきます。みなさんが、面白いテーマに出会えるように、テーマが見つかったらそれが研究に繋がるように、サポートしていきたいと思っています。

比較文化学科長