行田 勇 (教授) Gyoda Isamu
Ahonui a lanakila.(ハワイ語:Patience will achieve your goals.)
理論言語学・英語学
月曜日5時限目
「ことば」のもつ様々な「謎」を解き明かすことに興味があります。研究内容は、日本語や英語を分析しながら、言語の規則性について考察することです。といっても、「英語の受動態はbe動詞プラス過去分詞だ。」などと、文法規則をひたすら暗記するわけではありません。むしろ、皆さんがこれまで中学校や高校の英語の授業で、語法・文法・構文として丸暗記をさせられた文法事項について、その背後にある包括的な「規則性」を洗い出して検証しています。
「謎解きの言語学シリーズ」の入門に当たる講座である。
我々が普段なにげなく使用している「ことば」をより深く理解するために、その「しくみ」を科学的に解明する。入門編の本講座では、ことばの謎を解明するためにはどのような方法があるのかということを概説する。
具体的には以下の2つのテーマについて考察する。
① 統語論 ことばのしくみを科学するための方法論
② 言語接触 ハワイのピジン・クレオール語(HCL)について
言語獲得に関わる分野の中から様々なテーマを広く学び、「ことば」に対する関心を高めることを目標とする。具体的成果を上げている聴解中心の基礎力養成のための指導システムとそれに基づく教材作成について論じたテキストを用いて、大学における英語教育を検証し、同時に議論や説明の方法を学ぶ。より具体的にテーマを設定し、その調査を行うことを通して課題に関する理解をさらに深め、問題発見能力や解決能力をさらに高めて、卒業論文へとつなげていくための準備をする。最終的には、洋画を素材とした大学生向けの英語のリスニング教材を作成し、その効果を検証する。
| 新カリキュラム | 旧カリキュラム |
|---|---|
| 英語セミナーDI・Ⅱ(発展) | 現代英語上級セミナーI・Ⅱ |
| 英語セミナーBI・Ⅱ(表現) | 現代英語中級セミナーBI・Ⅱ(表現) |
| 英語セミナーCI・Ⅱ(総合) | 現代英語中級セミナーCI・Ⅱ(総合) |
| 言語科学入門 | 言語科学入門I・Ⅱ |
| 比較文化演習I・Ⅱ | 比較文化演習5−I・Ⅱ |
| 比較文化セミナーI ・Ⅱ | 比較文化セミナーI ・Ⅱ |
| 区分 | 著書・論文名等 | 掲載誌・発行所等 | 発行年月 |
|---|---|---|---|
| 論文 | 英語の被害受身文と非対格性―機能的分析 | 『言語科学の真髄を求めて』 ひつじ書房 | 2006年 |
| 共訳 | 『オックスフォード言語学辞典 』 | 朝倉書店 | 2008年 |
| 分担執筆 | 『ことばの意味と使用-日英語のダイナミズム』 | 鳳書房 | 2010年 |
| 共著 | 文部科学省検定済教科書 高等学校外国語科用 『GROVE: English Expression I・Ⅱ』 | 文英堂 | 2013年 2014年 |
| 共訳 | 『ことばの思想家50人 ─重要人物からみる言語学史─』 | 朝倉書店 | 2016年 |
| 編集協力 | 『ことばのおもしろ事典』 | 朝倉書店 | 2016年 |
| 編著 | 『不思議に満ちたことばの世界上・下』 | 開拓社 | 2017年 |
| 編著 | 『ことばの謎に挑む』 | 開拓社 | 2023年 |
| 共訳 | 『ケンブリッジ英語百科事典』 | 朝倉書店 | 2024年 |