私は2024年8月から12月までの約4か月間、フランスのリヨンに滞在し、リヨン第二大学の語学学校に通いました。リヨンはフランス第二の都市で、歴史や文化、食の街として知られており、留学先としてとても魅力的な場所でした。私は現地ではホームステイをしており、フランス人のルームメイトがいました。
学期が始まる前の2週間は、日本人学生だけの特別クラスに参加しました。午前は文法や会話を学ぶ座学、午後は街に出てのフィールドワークでした。先生が作成した冊子を片手に、街を歩きながら文化や歴史を知る貴重な体験ができました。9月後半から本格的な授業が始まり、レベルごとに分けられた多国籍クラスで学びました。授業は午後が中心で、1日に3〜4コマでした。内容は会話練習、文章作成、リスニングなど基礎的なフランス語の力を総合的に伸ばすものでした。特に印象的だったのは会話練習の授業です。学期中に2回行われたテストでは、紙に書かれた日常会話のシチュエーションをランダムに引き、その場で応える形式でした。初歩的な会話がテーマでしたが、最初はうまく答えられず苦労しました。そこで、フランス人のルームメイトやクラスメイトに手伝ってもらい練習を重ねた結果、徐々に自然な会話ができるようになり、実際にマルシェやパン屋で翻訳機を使わずに買い物できたことは大きな自信につながりました。幸いルームメイトがフランス人だったため、学校で学んだことを日常生活ですぐに使うことができ、実践的な言語力が身につきました。文法や語彙の知識だけでなく、自然な会話表現や聞き取りのスピードに慣れることができたのは貴重な経験でした。
さらに、異文化交流の面でも多くの学びがありました。クラスメイトは多国籍で、授業中に「自分の国ではどうなの?」と聞き合う場面が多く、フランスだけでなく他国の文化や価値観を知る機会になりました。学期末には自国料理を持ち寄るイベントもあり、さまざまな国の家庭料理を味わうことができました。
また、日本との違いも実感しました。フランスでは24時間営業の店がほとんどなく、バー以外は夜9時頃には閉まってしまいます。日本のコンビニや深夜営業の便利さを改めて感じる一方で、フランスの生活スタイルにも独自の魅力があると気づきました。
この4か月間の留学は、言語力の向上だけでなく、文化理解や国際的な視野を広げる大きな機会となりました。リヨンという街で学んだ歴史や文化、友人との交流、日常生活の体験は、今後の学びや人生に必ず活かせるものだと感じています。