アメリカ文化コース 3年生
グルン莉彩
日本と世界を関連付けながら文化・歴史・社会情勢を多角的に学べること、そして語学力も同時に高められる環境に魅力を感じ、比較文化学部を志願しました。もともとHIPHOPカルチャーを通してアメリカに漠然とした関心を抱いていましたが、BLM運動を知ったことがきっかけで、人種問題やその背景にある歴史的構造、そして現代社会に及ぶ影響について深く考えるようになりました。音楽やファッションといった文化の裏側には、政治や宗教、経済格差などさまざまな要素が関わっていることを知り、「好き」という気持ちだけでなく、その背景の深層部まで理解したいと思うようになりました。
また、高校生の頃から、大学では海外で学ぶ経験をしようと決めていました。そのためには、日本だけを見るのではなく、世界と比較しながら学べる環境が必要だと考え、自分の関心をより広い視野で捉え直し、知識と経験の両方を積み重ねていける比較文化学部を選びました。
比較文化学部の大きな魅力は、三つの地域コースが設置されていることで、自身の関心に合った専門的研究を行える点です。各地域に精通した先生のもとで学ぶことで、特定のテーマを掘り下げるだけでなく、これまで関心を持っていなかった分野や国とも出会い、知識の幅を大きく広げることができます。
また、学部独自の留学プログラムや海外研修が主催されており、世界と関わるための選択肢が豊富なことも魅力の一つです。私は、アメリカ文化コースに所属しながらもイギリスへ長期留学を経験しましたが、コースの枠を越えて地域を比較できたことで、日本をより客観的に見つめ直し、その強みや課題を再認識する貴重な機会となりました。
留学中、文化の違いを身をもって体感し、異なる価値観の中で生活する難しさと、その違いから生まれる学びや気づきを多く得ました。その経験から、将来、日本と世界をつなぐ存在になりたいと考えるようになりました。そのために、常に学び続ける姿勢を大切にし、多くの国や地域を訪れて、それぞれの文化や社会を自らの目で見て、肌で感じる経験を重ねていきたいです。そして、国境を越えて多様な価値観が交わる環境に身を置き、異なる背景を持つ人々が安心して共存できる空間を支えられる存在へと成長することが、私の目標です。