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STUDENTS’ VOICE 学生の声

国際社会について学ぶことで日本を知る

ヨーロッパ文化コース 3年生
髙橋雅奈

比較文化学部を志望した理由

志望した理由は2つあります。1つ目は、日本と世界、両方の文化を学べる学部だからです。 文化を学ぶとは、その国の宗教や歴史を学ぶことだと考えています。 日本の文化だけではなく他国の文化も知ることで、日本の魅力をより理解できるのではないかと考えていました。 文化を学んだことで、世界で起こっている戦争や紛争の原因となっている複雑に絡み合う双方の主張を紐解く基礎知識となり、役立っています。 2つ目は、国際政治経済の授業があり、政治や経済の視点から、日本の立ち位置を学べると思ったからです。 高校時代、政治経済の授業を受けたことがきっかけで、国際社会の仕組みに興味を持ちました。国際組織や各国が定めているルールや行動を日本と比較した時、類似点や相違点を詳しく学びたいと考え、志望しました。

コースでの学び

ヨーロッパ文化コースでは、EUや国連など国際関係について学んでいます。 EUや国連は、さまざまな国が加盟している国際機関です。1つの国だけでも意見をまとめるのは難しいことですが、多くの国が関わる組織で物事を決めていく仕組みは興味深いものがあります。 これまでEUがどのような課題に直面し、どう乗り越えてきたのか、国際社会について学ぶことで日常の問題解決につながる力が養われます。 また、比較文化学部は科目の選択肢が多いことが特徴です。それぞれ好きなことを学ぶ学生たちと意見交換ができ、物の見方が広がることも魅力だと考えています。

将来の目標

日本の魅力を世界へ発信したいと考えています。 きっかけは、中学時代習っていた英会話教室の講師に、日本を訪れた外国人観光客は日本についてたくさん質問するため、よく理解すべきだと言われたことでした。 当時日本について深く理解できていなかったのですが、授業でヨーロッパの文化や政治経済について学び、さまざまな視点で世界と日本の比較をしていく中で、日本の魅力を発見していきました。 ヨーロッパについて学んだからこそ分かる知識を元に、海外の方にどのような日本が好まれるのかを探りながら、日本の魅力をお伝えすることが目標です。