⑬学生対談「安藤恭子先生ゼミ」
Mさん:地域に縛られない研究活動。
Oさん:少人数で先生とたくさん話せます!
Oさん:先生の文学や文化に関する知識の量には驚愕します… 先生は日本文学を研究されていますが、ヨーロッパ文学にも精通しておられます。
Mさん:メールやゼミでの会話を通して、先生の言葉の美しさに触れることができます。品を感じます。
Oさん:3年ゼミでは、「論文をどう書くのか」ということについて、実践を通して学んでいます。
Mさん:『勝つための論文の書き方』という本を使用しながら、資料取集の方法や何かを比較する時の手法を学んでいます。そして、実際に文章を書き、先生からそれに対して貴重なご指摘をいただきます。クラスメイトからもコメントをもらうことができ、議論も行います。その結果、文章力が伸び、語彙力も増えたと自負しています。また、細かいことですが、句読点をどこに打つのかということの重要性も学びました。
Oさん:打つ位置によって、日本語は意味が変わってしまいますよね!私はゼミを通して、誰が読んでも「わかりやすい」文章が良い文章であると思うようになりました。また、一貫性のある文章を書くことも目標にしています。
Mさん:そうですね。私も同様に、情報を詰め込むのが良い文章なのではなく、「ブレない」文章を書けるように努めるようになりました。
Oさん:このようなゼミでの経験は、就職活動にも生かされています!趣旨がずれていないかということを念頭に置きながら、提出書類を書くようになりました。また、客観的に文章を読み返すようになりました。
Mさん:私もゼミでの活動が就活に生かされています。また、「日常生活」においても、適切な日本語を使えるようになっているように思います。
Oさん:具体的には、私は日常の何気ないメールを送信する時も、自分の日本語に気を付けるようになりました。
Mさん:私も同じです!Lineを送信する際に、先ほどもお話したように、句読点の位置に気を付けています。不適切な場所に打つことで、伝えたいことの意味が変わらないよう、丁寧にメールと向かい合っています。
Oさん:自分の文章で相手が誤解したり、相手が傷ついたりしないよう慎重にメールをしています。
Mさん:漢字の変換にも気をつけます。コミュニケーションが便利になったという現状に甘んじることなく、言葉と向かい合いたいです!
Oさん:私は「タイムリープ」に関心があります。また、比較文化的な視座を持ちながら勉強していきたいです。違った何かを理解することは、他者との相互理解に繋がると思っています。
Mさん:擬人化の表象に関心があります!4年ゼミでも引き続き、関心あるテーマについて知識を深めていきたいです。また、比較することを通して、違いを生み出す背景について自身で問いを立て、学びを深めたいです。
Mさん:建物の様々なところに猫の絵がありますが、とても癒されています。本館のテラスにも猫の彫刻がありますので、ぜひご覧になってください。
Oさん:図書館です。外観が非常に洗練されています。また、3, 4階の自習スペースがとても好きです。それから、A棟にある英語研究所も好きな場所です。DVDを観ることができ、おすすめです。
Mさん、Oさん:比較文化学部の授業が行われることの多いG棟には、プライベートスペースが多く、勉強に集中できます。また、G棟は入り口が1つしかないため、友人とそこですれ違うことが多く、仲間も増えます!
日本語と丁寧に向き合うことで、人としての誠実さを養うことができると思います。2人の対談を通して、言葉の大切さについて考えさせれられました。