2022.02.22

お茶の水女子大学賞「小泉郁子賞」を受賞 赤松美和子准教授

比較文化学部 赤松美和子准教授が「日本における台湾文学研究の発展深化及び日台学術交流のプラットフォーム整備に対する顕著な貢献」により、第6回 小泉郁子賞を受賞しました。

受賞理由として、複雑な歴史や社会を反映して「植民地研究あるいはポスト・コロニアル研究、フェミニズム、ゲイ、クィア研究、先住民族文学研究まで多様なものが生み出され」ている戦後台湾文学の研究に、赤松准教授が先駆的に取り組んだこと、「日本と台湾の研究者の相互交流の深化にも多大な貢献」をしたことが高く評価されています。

授賞式は2022年2月15日にオンラインで行われました。

小泉郁子賞は、人文社会科学の諸分野において顕著な業績を挙げた女性を顕彰することを目的として、2016年にお茶の水女子大学が創設したものです。

小泉(清水)郁子(1892-1964)はアメリカで神学と教育学を学び、中国で教えた後、桜美林学園の初代学園長を務めました。日本における男女共学論の先駆者として知られています。小泉の名を冠した賞を本学部の赤松准教授が受賞したことは、文化交流を推進する本学部としても、大きな名誉であると感じています。