⑪学生対談「イタリア文化研修:歴史・芸術・美食を堪能!」【前編】
今回は、比較文化学部主催のイタリア文化研修に参加された4人の在学生の皆さんに、イタリアでの文化研修についてお話いただきました。引率は、西洋古典学が専門の渡邉顕彦先生です。日程は、2024年3月5日から3月16日までの12日間。訪問都市は、ローマ、アッシジ、フィレンツェ、ヴェネチアです。実施日程については、☞こちらをご覧ください。この前編では、ローマからアッシジでの文化研修をご紹介します。
Rさん:私はもともと海外に興味があって国際系の学部に入りたいという気持ちと留学したいという気持ちがあったため 様々な大学の 留学とか研修プログラムを調べました 。また 私は西洋古典学に興味があるので大妻女子大学のホームページを見た時にギリシャ研修やイタリア研修というのを見つけて志望校にしました。
Tさん:私も同じで 昨年のギリシャ研修に行った時にとてもいい経験になったしやっぱり 教科書とか人から聞いた話よりも自分で見て実際に実感した方が、迫力がすごくて感動したので もう イタリア もぜひ行きたいって思いました 。私もRさんとおなじで、ギリシャにいけるのが、比較文化学部だけだったので、ここに決めました。
Sさん:私はもともと食文化や伝統的なファッションに興味があり、それらを地域別とか時代別で比べてみたいというのがありました。進路について悩んでいる時に、高校の先生に相談したら、「大妻女子に比較文化っていうのがあるから、そこに行ったらいいのではないか」って言われて調べてみると 、自分のやりたいことにあったというのと、イタリアに行きたいと考えていて、それもあってここに決めました。
Nさん:私も古代ギリシャに興味持っていて、同じく大学のホームページを見た時にそれをその専門にしている教授がいたので興味を持って、どんどん 調べていくにつれて 海外研修っていうのも この大学は充実しているっていうのを知って その2点ですごく入りたいなと思って決めました。
Rさん:親に文化研修に行ったらすごいいい経験になるのでは、と勧められたっていうのと、あとはその古代ギリシャとローマ文化に興味があって っていうのもあり、迷いにはなかったです。あとギリシャ研修に1年生の時に行った時にすごく楽しくて充実していたのでイタリアも行きたいなと思いました 。
Tさん:私も Rさんと同じで 昨年のギリシャ研修に行った時にすごい とてもいい経験になったのもあったし、やっぱり 教科書とか人から聞いた話よりも自分で見て実際に実感した方が、迫力がすごくて感動したので、もうイタリア もぜひ行きたいと思いました。
Sさん:もともと海外に行ってみたいというのがあって、両親に相談したら、いいじゃないって言ってくれて。それで実際に食とか建築とか 実際に目で見て食べた感じでしかわからないっていうのを経験してみたいなと思ったのと自分1人で行くよりも先生の解説があった方がより勉強に自分のためになるかなと思って今回の機会に行きました。
Nさん:もともとから イタリアには行きたいなって思ったのですけど、やっぱり 1人で行くにはちょっとハードルが高くて行けないなと感じていたのですが、今回の比較文化学部のみんなで参加できるイベントがあったので、もうこれは是非と思って申し込みました。
Nさん:これは、私たちの泊まった ホテルの周辺の写真になってるのですけど 日本とすごく違うなって最初に思ってすごく 印象に残ったので送らせていただきました 。とくに、縦列駐車が、日本ではありえないと思って撮影しました。(笑)また建物もヨーロッパ的だと思いました。
Rさん:話していいですか?昼からもう大人たちが テラス席で アペロールっていうイタリアのお酒を飲んでたりあと朝から家族とかサラリーマンの一人でカフェで朝ごはんを食べてたりしたのが印象的で、私もTさんと一緒に朝カフェをしてたりしました。
Tさん:この写真にあるように、建物にいろいろ書いてあるのが ヨーロッパ 来たな みたいに感じました。
Sさん:私たちは6日間泊まったのですけど、 結構 朝の自由時間に散策していろんなところを 開拓してたんです。お店は、どこに入っても本当においしくて良かったです。
Nさん:お店の方も、すごくフレンドリーに接してくれてよかったです。英語も通じたし。(一同)チャオ、っていったり、「コニチワ」って挨拶してくれたり(笑)。
Nさん:こちらはスペイン広場の上から撮った写真なんです。高級ブティック街があって、とても綺麗だったので撮影しました。こちらは、『ローマの休日』の聖地にもなっているので、もう絶対行ってみたいなと思っていたので、行けて良かったです。
Rさん:スペイン広場は、派手ではないのですが、ローマで行った中でトップレベルに私は好きだなと思った場所でした。綺麗だったのもあるし、あとは ここに来てる人たちがとても ゆっくり 自分の時間を過ごしてる感じがして素敵な場所だと思いました。明るい時間もいって、夕暮れ時もいきました。
Rさん:これは、バチカン美術館の前の噴水の写真です。
Tさん: ローマ滞在の時に夜に自由時間があったのでホテルから歩いて、たどり着いたところがここでした(笑)。自分たちでバスなどを調べて、スマホでいろんなことを調べていきました。翌日にバチカン美術館に行ったのですが、幻想的だし、人もあまりいなくてゆっくりできたので私は夜の雰囲気の方が好きでした。
Sさん:これは、イタリアを統一したヴィットーリオ・エマヌエーレの銅像です。 高い 坂に登ったのですけど、すごく晴れていて、すごく景色が良くて撮影しました。塀のところにカモメが止まっていたのですが、めちゃめちゃ 至近距離で撮影したのに全然逃げなくて、日本と違うなって思いました(笑)。
Nさん:写真をみてわかるように、ここから見渡すと、いろんなところにいろんな観光名所を見ることができてすごくきれいでした 。イタリアの旗のところは工事中でした。(笑)
Sさん:どこの教会か、名前を忘れちゃったのですけど、前の写真の広場からスペイン広場に行く途中によった教会の一つです。壁画とか天井画とかがほかの教会と雰囲気が違うような感じがして、すごく神秘的で幻想的で 印象に残ったので これを 選びました。
Tさん:この教会も、渡邉先生が、ここも寄ろうかって突然決めていきました。本当は入れない地下室などにも普通に入らせてもらって貴重なものを見せてもらいました。先生は、すごいなーって思いました。(笑)
※渡邉先生が名前を教えてくれました。ここは、San Crisogono [サン・クリソゴーノ]教会です。
Rさん:これはバチカン美術館の地図の間の天井なんです。バチカン美術館はたくさんの作品を持っていて、「最後の審判」などは撮影できないのですが、私が一番感動したのは、ここでした。この壁側の作品がメインなんですけど、天井にも美術品がすごい長い回廊にずっと広がってる構図がすごくきれいだなと思って写真にしました。
Sさん:「最後の審判」のエリアだけが撮影禁止で、すごくたくさん人もいたので、目に焼き付ける、みたいな感じでした。あと、早歩きで止まって観る 余裕がなかったのがちょっともったいなかったなと思いました。 時間の都合上しょうがないと思いますが、とにかく「止まらずに」という感じだったので、そこだけがすこし残念でした。ゆっくり見たかった。
Rさん:あと、ミュージアム・ショップ、行きたかったな!(一同:行きたかった!)
Rさん:これはフォロロマーノを上から見た時の写真です。イタリアで私たちが行く場所を全部調べて 歴史とか色々調べて、正直 あんまり フォロロマーノに私は期待してなかったんです。私は美術に興味があるので 特にいいかなって思っていました。でも実際にいってみたら、 ローマの中で一番私の中では綺麗だなって思った場所で した。 古代ローマの町にはどこにこういうのがあって っていうのが一望できたので満足感がありました 。ここは、遺跡です。演説が行われた場所とか、教会はここ、など先生に説明してもらいました。背景に有名な建築物もあったことも満足度が高かった理由です。
Sさん:コロッセオの写真を見ると だいたい 外側の写真が多いと思うんですけど、私たちは中から見ることができて、中も外も見ることが初めてで、こうなっているんだって思って撮影した写真です。地下にも、動物とか獣を閉じ込める檻とかがあって、また観客がいる場所とかも分かって、すごく良かったです。
Nさん:私はコロッセオに一番期待していたのですが、やっぱり 実際に見ると 迫力がすごくて。あと、 これは何だろう、 これは何だろうって疑問に持つことが多かったんですけど 、先生に 一つ一つ これなんですかって聞いたら、丁寧にこれはこういう場所で教えてくれたんで 先生と言って良かったなって思いました 。文化研修の良さはここだと思います!
写真をみながら、お店の名前を調べつつ、おしゃべりが盛り上がりました。今回は自由時間にいろんなカフェやレストランに行けたこと、ローマ、フィレンツェ、ヴェネチアでは食文化が少しずつ違っており、ヴェネチアでは、イカ墨パスタを食べたこと、普段はカチョエペペ(チーズと黒コショウのパスタ)をよく食べていたなど、美食を楽しんだそうです。
Tさん:このお店は、私たちの宿泊したトレステヴェレにあったトンナレッロというお店です。
Rさん:ギリシャに行った時は結構食べるものが決まっていて みんなで同じものを食べたのですけど、イタリアは結構自由行動があって食も自分たちで ってことが多かったです。事前に 有名店を調べていきました。私たちが滞在したトレステヴェレという食に特化している地区で、ローマの 中心部よりも地元の人が行くのでクオリティが高いと言われていて、そこで人気店を調べていきました。先から徒歩5分くらいのところにあったお店ですぐ行列でしたが並んで入りました 。
Tさん:メニューはカルボナーラで、濃厚で美味しかったのですけど、ちょっと量が多すぎて 最後の方はやけになって完食しました!(笑)。
Rさん:私も、また行くならばもう一度行きたいレストランです。
Tさん:麺も、日本と違って、モチモチして弾力があって、手打ちパスタだと思います!
Nさん:アッシジは、少し寄っただけで、雨も降っていました。写真は、サンフランチェスコ大聖堂です。ここは、ピンク色の大理石で作られたというものでした。実際、ここだけ写真にとりました。
写真を見ながら、思い出を語り合うみなさんでした。後編は、フィレンツェとヴェネチアでの文化研修です。
後編については、☞こちらをご覧ください。