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ヨーロッパ文化研修(ギリシャ)参加学生の声

2018.10.09
海外研修情報

比較文化学部では、隔年でギリシャへのヨーロッパ文化研修を行っています。

今年も3月1日から3月11日の11日間の日程で、定番のパルテノン神殿、デルフィなど古代遺跡をはじめ、サラミナ島のファネロメニ女子修道院、在ギリシャ日本国大使館なども訪れ、ヨーロッパの始まりから現代に至る数千年の文化を巡ってきました。
参加した学生のみなさんの声を聞いてみましょう。


  • 歴史的な建造物や貴重な資料をこの目で見ることが出来とてもためになった。また、修道院に宿泊するというふつうでは味わえない経験をすることができ、とても有意義に過ごすことが出来た。
  • ギリシャの方は親切な人が多く、言葉の壁は大きな問題ではないのだと感じました。そして神様の話などギリシャから始まっているので、その地にいるのだと実感しながら世界のあり方を考えられるようになりました。
  • ギリシャと日本の国民性に大きな違いがあると感じました。日本は規則で固められた生活であり、経済が不安定になると暗く、陰気になったりしますがギリシャは陽気で良くも悪くも適当でなるようになるという気楽さを感じました。また、宗教面においても大きな違いを感じました。日本は神道・仏教国でありながらキリスト教の祭事であるクリスマスやイースターを祝ったりしますが、ギリシャは長い間オスマン帝国に支配されていながらも生活や祭事の面でイスラム教の影響をそこまで強くは受けているようには見えませんでした。多くのものを受け入れ適当に物事をとらえていく傾向があるギリシャ人ですが、ギリシャ正教を強く信仰しつづけたかのように感じました。
  • とても楽しくて濃い11日間だったと思います。普段余り話すことのない先輩や始めて喋る同級生などと共に過ごした11日間は一生の思い出になること間違いないと思います。新たな発見や気づきの多かった11日間だったと思います。もし、迷っていたら行くことをお勧めいたします。
  • 個人でギリシャに行くのはとてもハードルが高いと思いますが、この研修旅行では自分で手配するものは特になく、防犯に気を付ければ安心して有意義な時間を過ごせると思います。興味があるなら参加してみてほしいです。
  • ギリシャは今まで自分が訪れたことのある国の中で最も宗教的で、普段の生活スタイルに宗教が関わっていると思った。
  • 自由研修にて街を周りお店に入った際、ほとんどの定員さんがヤサスと声をかけてくれました。日本でも「いらっしゃいませ」と声はかかりますが客はそれに答えません。そういった点で、コミュニケーションを常にとる優しい人たちだと感じました。
  • 実際にギリシャの食文化に触れて、ギリシャはパンやパスタ、パイ、野菜、チーズ、肉、魚介を使ったものが多く、現地の人も大体同じようなものを毎日食べているように思いました。日本は世界各国の専門料理店がありますがギリシャは少なく、日本人は日本食だけでなく様々な国の食文化を楽しんでいるのだと感じました。
  • 他人の目を気にしているよりは、どうなるかわからないが取り敢えず行動してみるという精神や気構えが出来ました。また、拙い英語(言語)でも身振り手振りを加える、相手の目を見てはっきりと話す、など伝えようと努力をすればどうにかなるのだなと思いました。同時に英語ができないとダメだという危機感や意欲も湧きました。

  • 私は宗教に興味を持っているが、信者という人々に会ったことがなかった。今回修道院を訪れたり泊まったりしたことで、宗教を信じるということを客観的でなく、主観的な視点から見ることができたと思う。また、ギリシャ正教について装飾を見たり、蝋燭を立てたり、ガイドさんの話を聞いて理解を深めることができた。またギリシャ人のお金について国に抱いている気持ちやギリシャの現在の状況を本や、その著者(註:ギリシャプラザ代表・『ギリシャ人の真実』著者、柳田富美子氏)のはなしを大使館で聞いたことにより、漠然としていた理解が深まった。
  • 行動力が身についたと思います。自由行動の時間も多かったので、友達と市街を観光しいろんな意味で本来のギリシャを知れたのではないかと思います。不安なことも多かったですが、自分から動くという積極性は身についたと思います。
  • 昼よりも夜の方が活気に満ちているところが印象的でした。ギリシャ人の夕食の時間は日本人に比べ遅く、そのために子供から大人までの幅広い層の人々が夜遅くでも出歩いていると分かりました。
  • トイレ事情や、食文化の違いなどを感じました。特に面白いと思ったのは大人にもお昼寝の時間があるということやエレベーターの扉が手動だということなどです。日本が発展しているのだなと痛感する場面が何度かありました。