オーストラリアへの長期留学を終えて モナシュ大学MUELC
比較文化学部の海外研修プログラムには、オーストラリアのモナシュ大学への長期留学(半年)があります。2013年度は、8名の学生がこの制度をつかってモナシュ大学MUELCへ留学しました。その体験談を紹介します。

1.研修に参加して印象的だった事柄は何ですか。
- オーストラリアは多民族国家であるということは研修に参加する前から知っていたのですが、思っていた以上にアジア人がたくさんいることに驚きました。クラスには日本人以外に中国人、ブラジル人、サウジアラビア人などがいたのですが、他の国の生徒の間違えを恐れずに発言していく積極的な姿勢が印象的でした。また、私が滞在していたメルボルンでは、中国料理、日本食、韓国、マレーシア、タイ、など様々な国の料理も食べられます。イベントがたくさんあり、治安も良くて親切な人が多かったです。道に迷ってしまった時、いろんな人に助けてもらいました。大きなことから小さなことまで様々な発見がありました。半年はあっという間でした。
- さまざまな人種の人と交友をもてたことです。そして親友という関係を築けたことです。
- 授業では積極的な態度が求められるので、いつも積極的に発言をするように心がけていました。そのためにいつも様々な分野への興味を働かせていたので、自分の意見が強く持てるようになったと思います。また、学校も国自体も多民族、多文化という環境だったので実際に様々な文化に触れ、異文化への理解、興味が深まったと思います。
2.研修に参加して、自分は何を得たと思いますか。
- 英語が苦手だった私が英語圏の国へ長期留学することは勇気のいる決断だったので、それを乗り切った今は大きな自信を手に入れることができたと思います。
- 最低5週毎にプレゼンテーションのテストがあったので聴衆の前で話す度胸と論理的に説明するスキルを身に付けました。
- 授業中に間違いを恐れずに積極的に参加したり、student leader として新しい学生のお手伝いをしたりしたことで前向きになり、気持ちの面でも大きく成長できたと感じます。
3.研修に参加して得た経験を、今後どのように生かしていきたいと考えていますか。
- 今回の研修で得た経験を就職活動のアピールポイントのひとつにしたいと思います。
- 英語を学ぶことに対してより一層努力していきたいと思い、またもっと多くの世界を見てみたいと思うようになりました。英語圏だけでなく、他の国の文化にも興味を持ちました。
4.日本と研修先の国における文化について、どのような違いがあると感じましたか。
- 何においても日本ほど細かくないこと、それは生活する上での便利さや、時間においてなど。日本は何でももっと良くしようとし、日々進歩していて素晴らしいと思うが、気がつくとせっかちな人が多いように思う。それに比べてオーストラリアは、仕事や時間に追われている雰囲気がなく、疲れきって帰宅しているような人をあまり見なかった。日本とオーストラリアを足して2で割ったら、すごくちょうどよく、良いと思う。
5.研修中に、どのような困難な状況に遭遇しましたか。
- 言葉の壁ももちろんですが、待ち合わせや約束事に対する意識の違いに最初のころはすごく戸惑いました。
6.研修に参加して得た経験を、今後どのように生かしていきたいと考えていますか。
- 英語を学ぶことに対してより一層努力していきたいと思い、またもっと多くの世界を見てみたいと思うようになりました。英語圏だけでなく、他の国の文化にも興味を持ちました。
