印刷博物館を訪問しました(ゼミ活動紹介:上野ゼミ)
印刷博物館では、印刷に関する歴史を学ぶことができました。現存する世界最古の印刷物は百万塔陀羅尼という物で、日本の奈良時代に作られた物でした。印刷物はヨーロッパの方が歴史があると思っていたので、現存する中で世界最古の印刷物が日本で作られた物だと知り、とても驚きました。
時代が進むにつれ、印刷技術が発展し、銅版印刷が開発されると、今までではできなかった表現が可能になると学びました。実際に銅版印刷で作られたポスターが展示されていましたが、細い線にもしっかりと色がつき、色のグラデーションも違和感なく表現されていて印刷技術の高さに感銘を受けました。
印刷機を年代順に見ていきましたが、年代が進むにつれてコンパクトになっていきました。どのように印刷されていくかなど想像しながら見ていくのはとても面白いなと思いました。印刷という技術ができたおかげで紙や文字を早く写すことができるようになったというのは革新的だったのだと感じることができました。
学芸員の方が解説をしてくださり、より詳しいお話を聞くことができてとても有意義な時間を過ごせました。
(3年ゼミ 神守結妃、小田美穂里)
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