2013年3月に実施された、ギリシャ・イタリアをめぐるヨーロッパ文化研修に参加したみなさんが、アンケートに答えてくれました。その内容を一部紹介します。
研修に参加し印象的だった事柄は何ですか。
- 教科書でしか見たことがなかったものを実際に見ることができて本当に感動しました。オリンピック発祥の地オリンピアのスタディオンでみんなと走ったのがとても印象に残っています。また、日本と違う文化、食事の量に驚きました。ギリシャでは色々な料理にオリーブオイルとレモンが使われていており、ギリシャ人の生活に根付いているのだと思いました。
- 歴史的な素晴らしい建造物はもちろんのことですが、道行く人がたまに挨拶をしてくれたり、そこから少し話したりと、人とのつながりの大切さのようなものを感じられたことが印象に残っています。

研修に参加して、自分は何を得たと思いますか。
- 本物にたくさん触れることができてとても良い経験ができたと思います。また、先生がよく説明してくださったので、わかりやすかったです。特にギリシャ神話、哲学、思想について理解することができました。
- 文字や写真などで知識として知っていたことが、実感を伴って自分の中に入ってきました。特に遺跡や絵画については、実際に見ると予想していた以上に感動したことに、自分のことながら驚きました。毎日新しいことを知って色々なものに感動して、この経験は私にとって大きな財産になると思います。

研修に参加して得た経験を、今後どのように生かしていきたいと考えていますか。
- この研修で、外国の方に話しかけたり挨拶することが積極的にできるようになったと思います。将来は外国人と関わることのできる職業に就きたいと思っているので、今回の経験を生かし、より積極的に会話ができるように語学の勉強に力を入れようと思いました。
- 実際に研修に参加して自分の英語力のなさを痛感しました。考えていることをなかなか表現できないということはとても悔しかったです。ですが、だからこそこれからより勉強に励んでいきたいという気持ちが生まれました。
- 今回の研修で、自分がいかに無知であることに気付かされるとともに、知的欲求も湧いてきました。また、一つのことを多方面から追究する仕方が徐々に理解できるようになったので、勉学以外にも、さまざまな機会に応用していきたいと思います。

後輩へのアドバイスをお願いします。
- このヨーロッパ文化研修は、無駄な個所が一切なく、専門家の解説に耳を傾けながら実際にその地を歩けるところが魅力の、大学ならではの企画です。実際に海外に行くと、想像以上にたくさんの刺激を受けます。国際交流をはじめ、世界史、美術史、建築学、宗教学、伝統や習慣、食文化などを全身で感じることができ、また、全てが今後の人生の糧になると思います。 ヨーロッパに関心がある方はもちろん、視野を広げたい、異文化に触れたい方に参加を勧めたいです。
