2023.08.03

②1年生対談(前篇)-第二外国語と英語について教えて!

今回は、1年生対談を前篇・後篇に分けてお届けします。
前篇:第二外国語と英語の授業について訊いてみました!!

比較文化学部を選んだ理由は?

Wさん:
幼少期から祖母と一緒に家で絵画の本を見ていたんです。それがスペインの画家が描いた絵画だと知るのは後になるのですが、いつのまにか日本と異なる地域や文化に興味を持ち始めていました。大学を選ぶ際に、自分の年表を作ってみたところ、あっ、私はスペインの画家に興味があったんだと気づき、調べていくと、画家だけではなく建築歴史にも興味があることがわかり、そこから比較文化を選びました。

Kさん:
確かにスペインは建築のイメージがありますよね。

Wさん:
サグラダ・ファミリア!

Kさん:
そう、サグラダ・ファミリア!

Wさん:
私はどちらかというとヨーロッパに興味があるんだけど、Kさんはアジアに興味があるんですよね?

Kさん:
私はアジアで、私の場合は中学生の時に韓流アイドルにはまって、その時にアジアの文化に興味を持ちました。食、ファッション、メイク…そういうところから入ったんですけど、だんだん喋っている言葉のニュアンスやしぐさが日本と似ているなと感じました。小さい頃は、アメリカのドラマなどを見ていて、この時は、あまりに違うから、こんな人もいるんだという発見がおもしろかったんですけど、アジアの場合は共通項が多くてそれがおもしろいと思ったんです。

Wさん:
確かに。私はヨーロッパの日本と違うところを発見するのが面白かったんです。

Kさん:
大学選びの時は、国際系、言語系から調べ始めて、国際文化学部などを見たりしたんですが、比較文化というのを初めて知って、調べてみたら、比較して学ぶというのがすごいおもしろいと思って選びました。

Wさん:
比較文化ってなかなかないですよね。(注:比較文化学科、学類はほかの大学にもありますが、比較文化学部は大妻女子大学だけです。)

Wさん:
スペインに興味はあっても何か一つに特定することができなかったので、スペインをいろんな角度から学べるのも楽しみに入学しました。

Kさん:
他の地域も勉強できるし、政治、経済などいろんなところにも興味を向けられるから、最初から限定しなくてよいのがよかったです。

第二外国語を決めた理由は?

Wさん:
私はスペインに興味があったので、実際に行って自分の目で見てみたくて、それで、スペイン語に決めました。現地の人としゃべってみたいです。

Kさん:
絵が好きって言ってたから、現地に行ってみたいでしょ?

Wさん:
そうそう。美術館に行って実際に見たいです。

Kさん:
韓国からアジアへの興味は始まったけど、中国語を選んだ理由は、将来を見据えて、観光とか航空系の仕事に興味があるので、中国語が話せたら、中国、台湾など中国語が話せる多くの方とコミュニケーションを取りたいと思ったからです。

第二外国語の教科書見せて!

Wさん:
いろいろ付箋を貼っちゃうタイプなんです…。スペイン語は興味があるので学んでて楽しいんですが、女性名詞と男性名詞は日本語にないので、チンプンカンプンでした。アクセントも難しいです。

Kさん:
スペイン語を学び始め4か月経ったと思うけど、どれくらい話せるようになった?

Wさん:
自己紹介はできるようになってきました。実は、スペインの女の子と友達になったので、簡単な文章で会話しています。彼女も日本語を勉強しているので、スペイン語・日本語・英語を混ぜて会話している感じです。

Kさん:
私も実は韓流好きの縁で海外の友達がいるのですが、チュニジア在住の子で、フランス語と英語を普段は使っているみたいだけど、私とは、共通言語の韓国語、英語で会話しています。

Wさん:
Kさんは中国語選択じゃなかった?韓国語もできるの?

Kさん:
第二外国語は中国語なんですが、趣味で韓国語もやっています。彼女にとっては韓国語より英語の方が使いやすくて、私は韓国語の方がニュアンスを伝えやすいので、お互い得意な方を発信に使っています。

英語の教科書見せて!

Wさん:
私もお友達は日本語を学びたくてスペインに住んでる子で、私はスペイン語を学びたくて日本に住んでいるので、日本語・スペイン語・英語が混ざっている感じです。Kさんの教科書は?

Kさん:
今日は英語を持ってきました。わからないところは線をひいて、文法的解説も下にメモしています。

Wさん:
1年生の英語はネイティブと日本人の先生の二つの授業があるけど、これはどっちの教科書?

Kさん:
この教科書は、日本人の先生の方で、小説を日本語に訳しています。なので、日本語力も問われる感じです。

Wさん:
私のクラスの教科書と結構違います。私のクラスは、評論で、あるテーマについて賛成か反対かという文章を訳して、その後に自分の考えをまずみんなでディスカッションして、最終的には自分の意見を英語で提出します。

Kさん:
ネイティブの先生の方では教科書ベースで日常会話を練習します。先週は、電話をかけるロールプレイのような会話のやり取りを練習しました。

Wさん:
私の方も会話ですが、スピーチがベースです。スピーチの課題がありスピーチし合います。クラスによって全然違いますね。

第二外国語を使ってやってみたいことは?

Kさん:
私は仕事に中国語を生かしたいです。接客など、自分発信で喋れるように会話をがんばりたいです。でも中国語も発音が難しくて・・・

Wさん:
中国語選択の私の友人もピンインが…と言ってました。

Kさん:
そういうところが難しいよねー。

Wさん:
発音によって意味が変わったりするんでしょ。

Kさん:
そうそう。会話を練習して使えるようになりたいです。

Wさん:
留学は考えてる?

Kさん:
留学は、お金があるならぜひ行きたいです。Wさんは?

Wさん:
スペインの現地の人と会話がしたいです。自分の気持ちを表現することは教科書で勉強してできるかもしれないけれど、会話だと意見交換とかもあるから、現地の人と喋って、そこの空気を味わいたいです。

Kさん:
日本人同士とは違う会話の展開になるかもね。スペイン語研修は考えていますか。

Wさん:
研修も行ってみたいですけど、研修だと短いからどうせ行くならもう少し長い留学に行きたい気もします。

※今回は、1年生対談(前篇)をお届けしました。後篇は「比較文化入門」と授業外の過ごし方についてです。お楽しみに!!