2015.05.13

台湾短期研修に参加した学生の声を掲載します。

比較文化学部では、台湾の国立台湾師範大学への春季中国語研修を行いました。
今年の春は5名の学生がこの研修に参加しました。
参加した学生たちから、体験談が寄せられています。

1.研修に参加し印象的だった事柄は何ですか。

中国語付けの毎日を送ったことで、何か話そうとするときいつの間にか中国語ではなんと言うだろう?と考えるようになっていたことには驚きました。日本に帰国してからも、中国語で話そうとしている自分がいて、日本で学ぶのと現地で学ぶのではやはり違うなと感じました。

印象的だったのは、毎日の授業です。耳で聞いて口で覚える、体を使うスピーキング重視の授業でした。郊外に出てすぐに使えるフレーズから文法事項をしっかりおさえた例文まで様々な中国語を毎日毎日、体を使って学びました。「今日習ったあの言葉を使おう」と外出するたびに思わせる、そんな授業でした。
陳さんをはじめ、現地の先生やチューターさんがとても親切にしてくださったことが印象的でした。

2.研修に参加して、自分は何を得たと思いますか。

中国語の上達は勿論、行動力や責任感も得ることができました。
3週間語学勉強をしたことによって台湾に行く前より人々が話している単語が聞き取れるようになった。積極的に言葉を発することが大切だと思った。
私は今回この台湾研修でどんなにつたない中国語だとしても実際に現地の人と中国語で会話するチャレンジ精神を得た。

3.研修に参加して得た経験を、今後どのように生かしていきたいと考えていますか。

中国語検定をまだ受けたことがないので、挑戦していきたいと思います。
まずはこれから始まる中国語の授業に生かしたいです。声調や音の出し方はしつこく直されてきましたので、高い意識で授業に臨みたいです。また、研修で得た度胸をもって大学生活のうちにアジア圏の国々にたくさん訪れたいと考えています。
どこかで困っている台湾人や中国人がいたら今回の研修で得た単語や文を使って積極的に話しかけたいと思う。

4.日本と研修先の国における文化について、どのような違いがあると感じましたか。

電車に乗っているとき、席を譲っている若者が多いことにとても感心しました。台湾の人たちはとても優しく、相手を思いやる精神が今の日本人よりあると感じました。
入学前から台湾における日本のファッション需要について興味があったので、ファッション面において日本と比較すると、学生や若者向けの服飾店は少なく、流行も遅れており、服の質が低いと感じました。しかし、書店やコンビニには日本のファッツション雑誌が陳列されており、日本のファッションが人気なのだということが分かりました。
授業の仕方が全く違い、日本は講義型に対して台湾は参加型で台湾人はとても積極的であった。

5.研修中に、何か困難なことに遭遇しましたか。それはどんなことでしたか。

困難なことはなかったです。
空気が日本よりも汚いせいか入国して二日目ほどで喉の痛みを感じました。
歯茎が腫れてしまい、薬局でどの薬を購入すれば良いのか分からなかったことです。

6.後輩へのアドバイスをお願いします。

異国での親元を離れての生活は私を自立させてくれました。言葉の違う国では、自分が無力に感じます。そんな環境の中で友人と協力し、自分で努力する時間はとてもいい経験になると思います。

とても貴重な体験ができたので、少しでも興味があるならば、留学するべきだと思います。授業は自分のレベルにあったクラスなので分かりやすく、すぐに実践することができ吸収も早いです。また、台湾の様々な文化を体験でき、観光もできるので一生忘れることのできない3週間になると思います。
日本との文化の違いを知るためには実際に現地に行ってみないと分からないことがあります。私は台湾へ行く前と行った後では台湾に対しての考え方も変わると同時に3週間語学勉強をしたことによって人々が話す単語が少し聞き取れるようになりました。そして、3週間研修に行くことは自分自身も成長でき充実した時間を過ごすことができます。