2013.11.18

特別講演会開催 清水有子先生「日本‐ルソン交流史と「鎖国」の形成」

2013年11月14日
明治学院大学キリスト教研究所の清水有子氏を、「文化交流論」(担当:渡邉先生)の授業にお迎えして、特別講演会「日本‐ルソン交流史と「鎖国」の形成」を開きました。

現代日本人のアイデンティティーにも直接関わる「鎖国」がどのようなものであり、またどのような動機から形成されたのかという重要な問題について、今まで諸家によりなされてきた研究と、清水先生ご自身がスペインで発見調査された日本‐ルソン(フィリピン)交易に関する文書から判明した事柄を総合した、先端的な観方を学ばせていただきました。

また、学校の歴史教科書等の記述も、新たな記録の発見や、視野の広域化により常に変化する可能性があるということを、具体例を挙げて教えていただきました。

どうもありがとうございました。