2014.02.19

上野未央先生の訳書『只野真葛論―男のように考える女―』(ベティーナ・グラムリヒ=オカ著)が出版されました

上野未央先生の訳書『只野真葛論―男のように考える女―』(ベティーナ・グラムリヒ=オカ著)が出版されました。

『只

野真葛論―男のように考える女―』(ベティーナ・グラムリヒ=オカ著)
近世史研究叢書34
岩田書院
定価:7900円(税別)
発行:2013年6月刊
ISBN:978-4-87294-808-0 C3321
内容紹介(岩田書院HPより)
只野真葛(ただの・まくず)(宝暦13(1763)‐文政8(1825)年)。江戸後期の女性文学者・国学者。 『赤蝦夷風説考』の著者として知られる仙台藩医師・工藤平助の娘。本書はジェンダー概念を分析視覚として、真葛の生涯とその思想を分析・考察する。 第1部で、父平助の影響、作家としての出発、馬琴との交流の意味などを探り、第2部で、主著『独考』を英訳し真葛の思想を、より深く理解する(本書日本語版では、原文と英訳の日本語訳を適宜併記する)。